デバッグの方法について、一から十までじっくり解説
プログラムのバグはなぜ発生するのか。そのバグを再現し、バグを見つけ、バグが発生しないよう修正するには、どうしたらよいのか。そういった疑問に答えてくれるのがこの一冊です。本書の著者は、有名なデバッガ、GNU Data Display Debugger(DDD)の開発者。彼が、なぜプログラムがうまく動かないかについて、効率的な原因究明とデバッグ方法を解説してくれます。
全体は16章からなり、障害はどのようにして起きるのか、障害報告を追跡しどのように管理するか、基本的なテスト準備やバグの再現、問題の単純化、障害が起こった経緯を知る方法(科学的デバッグ)、エラーの推定、事実の観察、期待される挙動のアサーション、異常の検出、原因の分離、欠陥の修正など、バグフィックスの方法を順を追って、詳しく丁寧に解説。バグの特定や修正に悩むプログラマには重要な指針となるでしょう。
原題 |
Why Programs Fail, 2nd Edition |
著者 |
Andreas Zeller |
監訳者 |
中田 秀基 |
翻訳者 |
今田 昌宏、大岩 尚宏他 |
定価 |
¥ 3,520 |
発行形態 |
単行本(ソフトカバー) |
発行日 |
2012-12-22 |
発行所 |
オライリー・ジャパン |
発行元 |
オーム社 |
判型 |
23×18 |
ページ数 |
444 ページ |
ISBNコード(13桁) |
9784873115931 |