蔵書紹介コネクト

ネットワーク社会に適応する「コネクト型企業」の提案

顧客同士がネットワークで繋がり、どんどん情報共有が進んでいく現在。顧客は企業よりずっと速いスピードで、革命的な技術に適応していきます。また、先進諸国では工業化は終わろうとしており、サービス業が経済成長の中心を担おうとしています。こうした時代に、企業はどのようにして進化とイノベーションの構造改革を行っていけば良いのでしょうか。本書では、変化の速い現代に適応する企業は、機械的にふるまうのではなく、学習する有機体にならなければならないとし、お互いに結び合いフィードバックを得る「コネクト型企業」であることを提案します。広大なネットワークの中で、顧客との接触を通じて学習や適応を可能にするコネクト型企業。こうしたコネクト型企業がどんなものなのかを解説するのが本書です。