国産イプシロン・ロケットの製作から打ち上げまでを美麗な写真で
2013年に試験1号機が打ち上げられた「イプシロン・ロケット」。小型人工衛星打ち上げ用固体燃料ロケットとして、2010年よりJAXA(宇宙航空研究開発機構)とIHIエアロスペースが開発を始め、現在でも継続されている日本産ロケットです。2006年に廃止されたM-Vロケットの後継として期待が集まっています。本書は、そんなイプシロン・ロケットの全貌を大型で美麗な画像で紹介する写真集。これまで部外者が立ち入ることができなかったロケット製造現場の生の姿を撮影。ロケットを構成する数十万点の部品を製造する町工場での切削や検査の姿をはじめ、群馬県富岡市のIHIエアロスペース工場での本体への艤装の写真、試験室での試験。積み荷となる惑星分光観測衛星「ひさき」の組み立て、部位の船での輸送から、本体ロケットの組み立て、発射までを美しい写真で見ることができます。また、プロジェクトマネージャの森田泰弘氏をはじめ、イプシロンに携わる人々のインタビューも収録。ロケット好き、宇宙好きにはたまらない一冊です。
著者 |
西澤 丞 |
定価 |
¥ 2,750 |
発行形態 |
単行本(ソフトカバー) |
発行日 |
2013-11-12 |
発行所 |
オライリー・ジャパン |
発行元 |
オーム社 |
判型 |
21×28 |
ページ数 |
112 ページ |
ISBNコード(13桁) |
9784873116396 |