C言語の鬼門、ポインタについて徹底的に深く分かりやすく解説
C言語は1972年に開発された汎用プログラミング言語で、高水準言語でありながら、ハードウェアの制御も行える低水準言語としての特徴も兼ね備えます。枯れた言語ですが、現在でも利用者が多くプログラミング言語の中でもトップ5に入る人気で、基幹系システムからIoT機器、スマホアプリの開発にも使われています。
そんなC言語ですが、習得時に一番難しいと言われるのが「ポインタ」。変数や関数に対する名前以外での識別手段で、理解すると柔軟で効率的なプログラムを書くことができます。ただし、マスターが難しくポインタで挫折するプログラマーも数多くいることも確か。ポインタについては、入門書の多くが簡単な内容でお茶を濁しています。しかし本書ではC言語を深く理解するため、ポインタについて徹底的に深く掘り下げ、図を多用して解説。スタックやヒープなど、重要なメモリ管理などについて特に綿密な解説をほどこしています。ポインタを理解するために必須の一冊。また、プログラムが動作するためのメモリ構造と管理方法についても理解できるので、Cに限らず他の言語(JavaやC++、C#など)のプログラマにも役立ちます。
原題 |
Understanding and Using C Pointers |
著者 |
Richard Reese |
翻訳者 |
菊池 彰 |
定価 |
¥ 2,420 |
発行形態 |
単行本(ソフトカバー) |
発行日 |
2013-12-26 |
発行所 |
オライリー・ジャパン |
発行元 |
オーム社 |
判型 |
23×18 |
ページ数 |
248 ページ |
ISBNコード(13桁) |
9784873116563 |