自然言語処理を高速で行えるword2vecの解説書
「ニューラルネットワーク」とは、人間の脳の構造を模倣した数理モデル、またはそれを利用したコンピュータのシステムのこと。AIの機械学習の方法としてよく用いられ、最近の自然言語処理系のAIなどに使われています。
「word2vec」とは、トーマス・ミコロフらによって提案された、ニューラルネットワーク(CBOW, Skip-gram)のオープンソース実装。word2vecでは、単語をベクトル化して分析します。本書では、このword2vecを使った自然言語処理の基本的な使い方を体験し、さらにその仕組みを学びます。まず最初に、word2vecに付属のコーパス(入力データ)を使って学習を行い、次に自分の好きなデータからコーパスを作れるようその作り方を解説。Pythonを使ったコーパス作成プログラムを作ります。そして本書の後半では、word2vecが必要になった背景や、どういう仕組みかの解説、今後の応用や改善の方向性を語っていきます。
著者 |
西尾泰和 |
定価 |
¥ 1,540 |
発行形態 |
その他 |
発行日 |
2014-05-16 |
発行所 |
オライリー・ジャパン |
発行元 |
オーム社 |
判型 |
23×18 |
ページ数 |
86 ページ |
ISBNコード(13桁) |
9784873116839 |