イノベーション(革新的なアイディア)が生まれる理由を解き明かす
本書は、Microsoft社のインターネットエクスプローラーを開発した著者が綴った、「イノベーション(革新)を生み出すものとは何か」を語る一冊。各章には「神話」の名が使われていますが、人々の常識は「神話に過ぎない」という逆説的な意味で使われています。たとえば、ニュートンの重力の発見は、リンゴが頭に落ちてきたことから「ひらめいた」という話がありますが、それは神話に過ぎず、実際のアイディアは既存の小さなアイディアの集合体でしかなく、「ひらめき」はたくさんのアイディアの最後のピースがはまった瞬間に過ぎないとしています。また、「人は新しいアイディアを好む」では、斬新なアイディアが受け入れられるまでに、たくさんの拒否に遭っていた事例などが示されます。こうして、イノベーションに関する数々の誤解を解いていきながら、イノベーションが生まれる瞬間とは何かの秘密を解き明かす本です。
原題 |
The Myths of Innovation |
著者 |
Scott Berkun |
翻訳者 |
村上 雅章 |
定価 |
¥ 1,980 |
発行形態 |
単行本(ハードカバー) |
発行日 |
2007-10-29 |
発行所 |
オライリー・ジャパン |
判型 |
21×15 |
ページ数 |
216 ページ |
ISBNコード(13桁) |
9784873113456 |